タイトル通りとは恐れ入った
本作の正式なタイトルは「SOD女子社員 制作部 入社1年目 AD 佐藤カレンを密着取材すると少しエロい映像が撮れました」だ。
SODはAVデビューの前に一般社員感を出すために数か月普通の社員として働く時期がある。
演劇でいう役入れ期間にあたるものだと思うが、その時期に「少しエロい映像が撮れた」ので映像化した。
という感じの作品だが……本当に「少しエロい」というのがポイント。
何が言いたいかというと、通常のAVでいうと導入部分だけで終わる感じなのだ。
記事タイトルに「佳作」と書いたワケ
そもそも佳作とは「素晴らしい出来栄えの作品。ただし、入選まではいかない」というもの。
AVレビュー的に入選条件は何かと考えると、やはり実用的か…つまり、抜けたかどうかだろう。
そういう意味では本作はまさに佳作なのだ。つまり抜けない…
しかし、佳作として今回紹介したかったのは助走としてのエロさ

超絶余談ながら、実はらじかる好キャンティ派の私としては、やるっきゃ騎士よりもこっちをオススメしよう。
と思って今回調べたら山口かつみ先生本人が2016年にリメイクしてた。
こっちも気になる人は画像クリックしてね。
閑話休題、AD佐藤カレンの方である。
ということで、AD佐藤カレンの方であるが、地味に100分に及ぶ映像である。
が、ハッキリというが、当ブログ的に見どころは10分にも満たない。
当ブログのモットーは「2時間の中で1分でも繰り返し使えるシーンがあれば良作」なので、そういう意味では、まさにこの10分がこの作品の全てである。
ちなみに、何度もいうが、抜けないので注意。
ソープに行く前のセクキャバ。それがこの作品

本作品の見どころ。それは、サンプル動画1:08辺りから始まっている女優2名による佐藤カレンへイタズラシーン。
正直、オモチャも何も出てこない、女優二人がシャツの首元から乳首をいじり、ジーンズのボタンを外して手を突っ込んでお触りする。
本当にそれだけだ。しかも途中で恥ずかしさのあまり逃亡するので絶頂もしない。
AV作品として売り出すには「なんじゃそれ?」感がものすごく強い。
だが、不思議と見てると楽しくなってくる。
冒頭で記載したが、本格AVデビュー前の中途半端に覚悟が決まり切っていない女の子に対して、じゃれ合いながら少しエッチな事をする。という日常感が非常に出ている。
着衣フェチブロガーとして、切っても切れないのが日常感なので、本作はその日常感(素の反応ともいう)に全フリした作品と言えるだろう(この10分は)
他の90分はダメだ。
中途半端にエロの現場につれていって、AV現場を見せたりして羞恥の表情を撮ろうとしてるけどスベッてる。
同期のお願いで、ちょっとエッチなシチュエーションを作ったりしてるけど、そこまで行くなら本番までいけよ。って感じ。
見るなら、本番のある次回作もセットで
ということで、見るのであれば、本作の1分を助走に、本番のある次作もセットが望ましいと思う。
(ただし、自作はあまり日常の1コマ感がなくなったので当ブログ的にはイマイチだが)

見どころ…ではなく「見る作法」としては、AVデビューしてもいいけど、いざ始めるとなったら緊張するし、ちょっとどうしようかなぁ。とギリギリまでハッキリしない中途半端な女優………
の、煮え切らない感じをドキュメンタリーチックに見るのが結構楽しくなってくる。
長編小説の濡れ場みたいな感じで佐藤カレンちゃんに感情移入してから見るのが吉。
幸か不幸か、本作が挿入までいかないので、自作でいざ挿入ってなるまでが長いのでヤキモキ感が味わえる。
そう、何度も言うが、「佳作」なのである。